▲最先端のCGとVR技術が再現したサバンナの大自然。
© 2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
■クリエイターもざわめくほどリアルな「ライオンキング」
3月に公開予定が発表されたフルCG映画『ライオン・キング』ですが、2019年7月19日に日本に先駆け全米にて公開されてから「リアルすぎる」「本物の動物を使っているのでは!?」と話題になっています。
ディズニーはこれまで「ダンボ」「美女と野獣」など実写のリメイクを続けて制作していますが、「ライオンキング」は公開されると3日で興行収入約200億円を突破するなど、ディズニーアニメの実写化シリーズの中で最高のスタートを切っています。
特に話題を呼んでいるのは超がつくほどリアルなサバンナの風景と動物たちの再現です。
■VR空間で作られたサバンナを探索する斬新な撮影方法
「ライオンキング」は最先端のCG技術に加えVRを駆使し今までにない実験的な手法で撮影されました。CG制作チームは業界標準のツールであるMayaを使用し、そして人気のあるゲームエンジンであるUnityに取り込んで「サバンナ」が作られました。
Unityで再現された実際のセットのような25フィート四方の仮想空間をスタッフはVRヘッドセットをつけ探索します。そこで太陽の光やカメラのアングル、ショットなどをカメラワークをいかに最良のものにするか模索したのです。
更にVRの空間の中では魔法の絨毯のようにその大きさを変えることが可能でした。たとえば、カメラを1メートル移動させると世界の2〜4メートルに相当するように、撮影クルーはスケールを変更できます。また好きなだけ何度でもアクションを撮り直すことができました。このように映画は納得のいくシーンが撮れるまで検討に検討を重ね作られたのです。
細部にこだわりぬき制作された「ライオンキング」。見た人の多くが新しいライオンキングも高く評価しています。これは、映画の撮影手法としてのVRの可能性を証明した歴史的な1本となるでしょう。
参照 Inside the virtual production of ‘The Lion King’
▲王国の祈祷師ラフィキがシンバをお披露目する有名なシーン。ふわふわとした毛並みとあどけない赤ちゃんライオンの再現が素晴らしくオープニングから引き込まれてしまいますね。
▲シンバを助ける心強い味方のミーアキャットのプンバァとイボイノシシのティモン。
公式トレーラー 「ライオン・キング」彼らはこうして出会った(プレミアム吹替版)
▲ハクナ・マタタ(くよくよするな)がモットーの2匹。動物らしさを残しつつもキャラクターを表現するコミカルな動きに目を奪われます。
■待ちきれない!2019年8月の見たい映画
期待度ランキング1位2019年7月30日Filmarks調べ
■1位: 『ライオン・キング』
原題:The Lion King
全米公開:2019年7月19日
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
監督:ジョン・ファヴロー
声の出演:ドナルド・グローヴァー、ビヨンセ
■2位: 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
■3位: 『永遠に僕のもの』
■4位: 『ロケットマン』
■5位: 『HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ
■“疲れた現代人”の心に思わず突き刺さるメッセージ
「心配ないさ。一年前の悩みなんて誰も覚えてないんだから。」「この世は不公平だ。妬むことの何が悪い。」など、“疲れた現代人”の心に思わず突き刺さるメッセージと“超実写版”の生き生きとしたキャラクターたちのビジュアルのポスターが全国展開されます。動物の物語を超えて、人生の喜びや悲しみ、妬みなど様々な面を描いた本作は子供ならず、働く世代の私たちにも突き刺さります。
この夏は映画館のフルスクリーンでサバンナを体感しましょう。
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※引用元プレスリリース (https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000182.000008641.html)
※引用元プレスリリース (https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000302.000002021.html)