クリエイティブの現場で働く皆さんにとって「クオリティ基準の未達」、「スケジュールの遅延」、「予算の超過」などトラブルに見舞われたご経験が誰しもあるのではないでしょうか。
また、ダイバーシティ化が加速しつつある中、日本人スタッフだけでなく海外のスタッフとも共通認識をもつことの難しさにお悩みの方もいらっしゃることでしょう。
台湾にも拠点を持つ株式会社5(ファイブ)が「制作前のプリプロ(※)が成功を左右する」として、そのノウハウについて講演します。同社ではオリジナルのフレームワーク『プリプロ5』サービスを行っており工程において下記支援を行っているそうです。
※映画などの制作において、撮影前の作業をまとめて表したプリプロダクションを略したもの。CGのアニメ制作ではアニマティクス、ビジュアライズといった用語であらわされることもあります。
株式会社5(ファイブ)流! 『プリプロ5』のポイント
1: プリプロダクションのノウハウを体系化
ファイブのプリプロダクションは、海外のクリエイティブワークでは標準的なデザインプロセスを取り入れ、プロジェクト工学等をベースにしたプロジェクトマネジメントやプロジェクト会計の手法を組込み、独自のプリプロダクションのマネジメントとして体系化。
2:組織力でクオリティとスピードをもったプリプロダクションを実現
ファイブのプリプロダクションは、一人のデザイナーや演出家などの個人スキルに頼った属人的なものではなく、ファイブのデザインプロセスに従って、組織力でプリプロダクションの成果物をアウトプット。
3:スタッフを正規雇用し内製化
ファイブでは、プリプロダクションを担当するデザイナーや演出家などの各クリエイティブワークのスタッフを、全て正規雇用の正社員として内製化しています。アニメ制作業界においては、珍しい正規雇用による内製化体制ですが、内製化する事により、プロジェクトのスピード、クオリティ管理、予算管理、スケジュール管理などのトータルマネジメントを実施。
4:プロダクションと連携したプリプロダクション
ファイブでは、プロダクション工程も正規雇用のスタッフで内製化しているため、高い実務能力と制作リソースを保有しており、プリプロダクションとプロダクションがシームレスに連携したワークフローの構築を実施。これにより、後のプロダクション工程をスムーズに進行させるための、デザイン・設定の設計が可能に。
『プリプロ5』の紹介サイト
https://5-inc.net/prepro5
「ジャパニメーションを世界に」をコンセプトに、台湾・日本に拠点を持ちグローバルなスタッフを多く抱える同社。経験則に基づいた、即実践可能な方法が学べそうですね。ディレクターやリーダーの方には有用な内容ではないでしょうか。
詳しい情報は下記をご覧ください。
講演内容について
株式会社5(ファイブ)では、これまで相談を受けてきたプロジェクトに対して独自のフレームワークにより、プリプロダクション工程から参加し、停滞していた工程を前進させるなどプロジェクトを支援業務を行っています。
その実績に基づきプロジェクトの上流工程となるプリプロダクションを成功させるノウハウを、ケーススタディを交えて分かりやすく解説します。
開催日 :2019年6月19日 水曜日 16:00~18:00
会場 :慶應義塾大学三田キャンパス東館8階ホール
参加方法:公式サイトをご参照ください。
■株式会社5(ファイブ)
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※記事中の写真や諸情報はプレスリリース、制作会社の公式HPより引用しています。
※引用元プレスリリース (https://www.atpress.ne.jp/news/185344)